
1月半ば、茶道の初釜に参加しました。
初釜は新しい年に心を新たにし、感謝の気持ちでお稽古に励むことを誓う行事です。先生が心を込めて立ててくださるお茶をいただきながら、この一年も精進しようと決意する機会でもあります。
先生はこの日のために茶室を改装してくださっていたので、新しくなったお部屋を見るのを心待ちにしていました。
席入りの後、まず行うのは拝見です。
掛け軸には新春にふさわしいお言葉が書かれ、お花には寒さの中でも凛として咲く椿が活けられていました。
お釜や茶道具も、どれも新年を祝う特別なものが用意されており、先生のお心遣いが感じられました。
厳かな雰囲気の中でいただいた濃茶は、とても深みのある味わいでした。 その後、リラックスした空気の中で薄茶をいただきました。
懐石の席では、先生や社中のみなさんと和やかにお話をしながらお料理を味わいました。
実は私は普段、動物性の食品を一切取らないヴィーガンなのですが、この日は「いただくもの全てに感謝の心を持つ」という茶道の教えに従い、心を込めて一口一口いただきました。
初釜を通じて、茶道の伝統や精神の深さを改めて感じることができました。
今年もお稽古を大切に続けながら、この伝統ある大切な文化を、ストハウスに訪れる外国人のお客様にも伝えていきたいと思っています。
・・・と新年にふさわしい決意をした私ですが...初釜のことを書こうと思いながらだいぶ日が経ってしまって、説明していただいた拝見物やお道具のことを忘れてしまっていました..
その日のうちにしっかりと記録しておくべきでしたね!(先生、ごめんなさい!)
この反省を踏まえて、お稽古で新しいお点前を習ったら、すぐに復習して精進していきたいと改めて決意を固めました

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